交通事故の事例−3.原付が駐車車両に衝突

公開日 2024年02月07日

事故事例集目次
1.自宅駐車場での事故 2.賠償金額が大幅に減額された自転車死亡事故 3.原付が駐車車両に衝突 4.薄暮時の高齢歩行者の事故 5.シートベルトは自分のためだけではありません 6.チャイルドシートの必要性
7.後部座席のシートベルトの必要性
(平成20年6月から全席シートベルトが義務化されました!)
8.飲酒運転で同乗者を死亡させてしまった 9.夜間の自転車事故 10.自転車が加害者となった事故 11.横断禁止場所を横断中に事故にあった 12.薄暮時の飛び出し事故


 

事故の概要

  二輪車で通勤しているAさんは、いつも走りなれた幅員4.0mの中央線のない一車線道路を、大型コンテナ車の後を走っていました。風の強い寒い日で、知らず知らずのうちに前車の陰に隠れるように車間距離が小さくなっていました。前車が右に寄り、急に目の前に現れた駐車車両を避けきれず、ハンドルが道路左側の駐車車両に接触したはずみでAさんは転倒し、死亡してしまいました。

事故の原因

 Aさんが十分な車間距離をとらずに、漫然と走っていたことが原因です。

この事故から学ぶこと

 視界をさえぎる大型車の後を走行する場合は、十分な車間距離をとる必要があります。また、二輪車は、四輪車よりブレーキが効きにくいうえ、転倒という危険がついてまわります。やむなく、視界がさえぎられた状態で走っている時は、速度を落とすなど特に注意が必要です。

 

この記事に関するお問い合わせ

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