公開日 2024年02月07日
1.自宅駐車場での事故 | 2.賠償金額が大幅に減額された自転車死亡事故 | 3.原付が駐車車両に衝突 | 4.薄暮時の高齢歩行者の事故 | 5.シートベルトは自分のためだけではありません | 6.チャイルドシートの必要性 |
7.後部座席のシートベルトの必要性 (平成20年6月から全席シートベルトが義務化されました!) |
8.飲酒運転で同乗者を死亡させてしまった | 9.夜間の自転車事故 | 10.自転車が加害者となった事故 | 11.横断禁止場所を横断中に事故にあった | 12.薄暮時の飛び出し事故 |
事故の概要
日暮れの早くなる初秋の午後4時、Aさん(78歳)は、畑仕事からの帰り道いつもどおり片側一車線のほぼ直線の国道を横切るため、道端に立っていました。左右を見て、車が来ていないと思い、南から北へ渡りはじめましたが、中央付近で東側から来たBさんの運転する車に衝突され重傷を負いました。
日没間際の西日がまぶしく、BさんがAさんに気づくのがおくれブレーキをかけたものの間に合いませんでした。
事故の原因
Bさんの前方不注視が原因です。Aさんは、左右を見たのですが十分に確認ができていませんでした。
この事故から学ぶこと
高齢者は、加齢とともに、目の調節機能が衰え、暗くなりはじめの夕方に見えが悪くなり、時には車を見落とすこともあります。この場合、日暮れ前であっても、BさんがライトをつけていたらAさんは車に気づいていたと思われます。
ライトの早めの点灯は、ドライバーのためだけでなく、歩行者への思いやりでもあります。また、高齢者やこどもを見かけたらその動きに十分注意する必要があります。
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