交通事故の事例−6.チャイルドシートの必要性

公開日 2024年02月07日

事故事例集目次
1.自宅駐車場での事故 2.賠償金額が大幅に減額された自転車死亡事故 3.原付が駐車車両に衝突 4.薄暮時の高齢歩行者の事故 5.シートベルトは自分のためだけではありません 6.チャイルドシートの必要性
7.後部座席のシートベルトの必要性
(平成20年6月から全席シートベルトが義務化されました!)
8.飲酒運転で同乗者を死亡させてしまった 9.夜間の自転車事故 10.自転車が加害者となった事故 11.横断禁止場所を横断中に事故にあった 12.薄暮時の飛び出し事故


 

事故の概要

 夜、Aさんは家族で外食後、帰宅中でした。助手席には妻、後の席には4歳になるBちゃんが立って、運転席と助手席から前をのぞいていました。黄色点滅で減速して交差点に進入したとき、赤点滅なのに、一時停止を怠ったCさんの運転する車と、出会い頭に衝突をしてしまいました。この衝突でAさんの車は道路脇の電柱に再度衝突をし、Bちゃんは車外に投げ出され死亡しました。

事故の原因

 Cさんが一時停止を怠ったことが原因ですが、Aさんも、通行量が少なくなった交差点では、このように漫然と、交差点に進入する車があることを予測した運転が必要でした。

この事故から学ぶこと

 Aさん夫婦と、Cさんは、シートベルトをしていて軽傷でした。チャイルドシートをしていたらBちゃんも死亡することはなかったと思われます。小さなこどもを事故から守るためには、親の安全に対する高い意識や、正しい知識が欠かせません。
こどもは親を選べないのです。

 

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