交通事故の事例−11.横断禁止場所を横断中に事故にあった

公開日 2024年02月07日


 

事故の概要

 大学生のA子さんは、早朝、アルバイト先の新聞店に急いで出勤中でした。あたりはまだ薄暗く、車の通行量も少なめでした。A子さんは横断歩道までゆくことが面倒で、片側2車線の国道を、横断禁止にもかかわらず手近なところを横断し始めました。そのとき車が接近してきましたが、減速したので車は止まるだろうと思いそのまま横断を続けたところ、車は停止せずA子さんに衝突し、A子さんは重傷を負いました。

事故の原因

 車の運転者は、照明のついた横断歩道を歩いている歩行者に注目していて、手前を横断していたA子さんを見落としていました。
 運転者の前方不注視と、A子さんの安全不確認が原因です。

この事故から学ぶこと

 車の運転者は、横断歩道に注意が向くため、横断歩道の近くでは、横断歩道外を横断する人は見落されることがあります。また、夜間は、同様に明るいところに注意がむきます。
 歩行者は、横断歩道があるところでは必ず横断歩道を、横断歩道がないところでは、明るいところを選んで左右の安全確認をして横断してください。

 

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