第12回高知県南海地震条例づくり検討会会議要旨

公開日 2009年03月16日

更新日 2014年03月16日

1 日時  平成19年5月28日 月曜日 午後1時30分から午後4時50分まで
  

2 場所  高知県民文化ホール 4階第6多目的室
  

3 出席者10名出席
  

4 議題
 

(1)条例の題名について
資料1
<委員からの主な意見>
「高知県、南海地震、条例」の3単語は、条例タイトルに最低必要。高知県で起こる地震は、南海地震だといっても過言でないため、「南海地震」の文字はあった方がよい。
「高知県南海地震対策推進条例」というのは、端的に言っており妥当だと思うが、漢字ばかりで硬い。「公助」のイメージを抱く。人ごとに聞こえる。
自助・共助のウエイトが大きいので、少し長くなるが、「高知県南海地震災害に強い地域社会づくり条例」でどうか。
「まちづくり」にすると、「町・街」の音に聞こえるため、「地域社会」のままでよいと思う。
略して呼称するには「南海地震条例」でもいいと思う。
<結論>
長いため、「災害」の2文字をとり、「高知県南海地震に強い地域社会づくり条例」(19文字)に修正し、パブリックコメント手続にかけることにする。
 

(2)条例骨子案について
資料2「骨子案」と資料3「骨子案に対する意見等への対応について」をもとに検討を行った。
<委員からの主な意見>
・第1章第3(4)における基本的理念の県の取組と「第6県の責務」の記載内容がほぼ同じになっているので、県の責務の記載を修正してはどうか。(←意見により、修正)
・第2章第1「既存建築物」という表現は、昭和56年5月31日以前の耐震基準で建てられた建築物と説明しても、県民には、今建っているすべての建物と誤解されるおそれがあるため、「旧耐震基準」と表現してはどうか。(←意見により、「旧耐震基準による建築物」と修正)
・第3章第1津波からの自主避難の目安となる揺れを震度4から震度5弱と変更しているが、安全側で書く方がよい。しかし、本当は震度階級と津波発生は結びつけて書くことはできない。南海地震については、「強い揺れ」と「長い時間」がキーワードだ。(←意見により、「地震による強い揺れを長い時間感じたときは」と修正)
・第4章第2「火災への備え」の県の啓発事項と県民の習得すべき事項に違いがあるのが気になる。(←県の啓発内容に加えて消防機関の啓発もある。規定事項の違いに違和感がないよう規定の順番を修正)
・第9章第2の1「事業者の備え」の「人の生命、身体への被害を最小限に抑えるための施設、設備等の適切な管理」を「人の生命、身体への被害を最小限に抑えるための施設、設備等の整備と適切な管理」としてはどうか。(←「管理」は、私法上は財産、権利等について、その性質を変更しない範囲内での保存、利用、改良を目的とする行為が含まれている用語なので、修正しない。)
・第10章の行動計画については、PDCA、さらにスパイラルアップの仕組みが条例段階で規定される。いつを備えのピ−クにもってくるかに関係するが、見直しの時期とか規定しないか。(←行動計画の最終責任者は知事なので、必要な時期に見直しをすると、条例に委任事項を規定)
  

(3)その他
・パブリックコメント期間中の骨子案説明会の周知協力依頼
・次回検討会の開催日時は、平成19年7月末を予


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