公開日 2023年05月30日
更新日 2024年03月19日
環境マネジメントシステムとは
- 環境マネジメントシステムとは、EMS(Environmental Manegement System)とも言われ、組織が環境方針や目的、環境目標等を設定し、その達成に向けた取組を実施するための組織の計画・体制・プロセス等のことをいいます。
- 高知県庁(本庁舎・西庁舎・北庁舎)はEMSとして広く知られる国際的な環境マネジメントシステムのISO14001を2000年に認証取得し、2006年度まで実施してきましたが、2007年度に見直しを行い、「高知県庁環境マネジメントシステム」を独自で構築しました。
- 現在、温室効果ガス排出量の削減やエネルギー使用の合理化を進めるために、率先してエコオフィス活動等の省エネルギーに組織的かつ効率的に取り組み、高知県庁の地球温暖化対策を実施しています。
《資料》
高知県庁の環境目標
- 環境マネジメントシステムでは、次のような「環境目標」を定めて取り組んでいます。
高知県の施設から排出される温室効果ガスの年間総排出量(二酸化炭素換算値)を令和7年度末までに、高知県における基準年度である令和元年度の年間総排出量から6パーセント削減することを、高知県の環境目標とする
(高知県庁環境マネジメントシステム実施要項第7条第1項)
※「高知県地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」においても、県の事務事業に伴う温室効果ガス排出量を、2025年度(令和7年度)末までに、基準年度(2019年度:令和元年度)比で6%削減するという目標を定めています。
高知県庁環境マネジメントシステムの取組実績
「高知県庁環境マネジメントシステム実施要綱」では、環境マネジメントシステムの取組実績について公表することとなっています。
平成25年度(2013年度):上半期 別紙1 別紙2 別紙3 下半期(年間実績)
平成26年度(2014年度):上半期 別紙1 別紙2 別紙3 下半期(年間実績)
平成27年度(2015年度):上半期 別紙1 別紙2 別紙3 下半期(年間実績)
平成28年度(2016年度):上半期 下半期(年間実績)
平成29年度(2017年度):年間実績
平成30年度(2018年度):年間実績
令和元年度(2019年度):年間実績
令和2年度(2020年度):年間実績
令和3年度(2021年度):年間実績
令和4年度(2022年度):R4年間実績[PDF:3.01MB]
目標達成のための取組
1 エコオフィス活動(高知県庁エコオフィスルールに基づいた省エネ活動)
県庁では次の7つのルールを定め、所属ごとに取り組みます。職場環境や県民サービス等を考慮して以下のルールを守り、省エネ等を推進します。
(1)電気(照明、電気製品)の省エネ
(2)電気(空調機・その他)の省エネ
(3)ガソリン等油脂類及びガスの省エネ
(4)節水の促進
(5)用紙類の使用量削減
(6)3R(ゴミの発生抑制・再使用・再資源化)の促進
(7)グリーン購入の促進
2 コツコツニュースの作成(CO2排出量や取組状況の見える化と情報共有)
(1)「コツコツニュースの作成」
庁舎ごとに、毎月、電気、水道、ガソリン等のエネルギー使用量やCO2排出量を見える化する「コツコツニュース」を作成し、庁舎のCO2排出状況を把握します。
(2)省エネに関する意見、アイデア等の情報共有
庁舎管理責任者や職員からの省エネに関する意見やアイデア等の情報を積極的に共有し、職員が主体的に庁舎全体の省エネ活動につなげていきます。
3 エコオフィス活動を補完する取組
(1)デマンド監視装置の効果的運用
電気使用のピークカット及び電気使用量の削減を図るため、電力需要の負荷平準化等にも寄与するデマンド監視装置を設置した施設につき、デマンド警報発令時の対処方法について事前に決めるなど、合理的な電力の使用に努めます。
(2)自動制御システム設置の検討
各施設の活動形態に応じた電気使用量の削減を図るため、自動制御システムの設置を検討します。自動制御システムは稼働状況を常時監視し、最適なタイミングで確実に自動制御し、快適さを保ちながら電気使用量の削減に寄与します。
(3)管理標準の策定
「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」に基づき各県有施設のエネルギー使用設備に係る管理標準を定め、エネルギー使用量の削減に努めます。
(4)電気供給契約に係る環境配慮契約導入の検討
高圧受電に係る電気供給契約の入札において、CO2排出係数の裾切り方式の導入を検討し、排出係数の側面から排出量の削減に努めます。
4 ハード面の取組
(1)施設の新設又は改修時における配慮
設備・機器の高効率化、建築物の環境性能の向上又は計測・制御システム、再生可能エネルギー設備等の導入や省エネ改修を検討し、推進していきます。
(2)計画的な設備改修等
長寿命化計画に基づき計画的な改修に努め、改修の際には脱炭素化を意識した高効率な設備・機器を導入するように努めます。
グリーン購入
- グリーン購入とは、購入の必要性を十分に考慮し、品質や価格だけでなく環境のことを考え、環境負荷ができるだけ小さい製品やサービスを、環境負荷の低減に努める事業者から優先して購入することです。
- 高知県においても、平成13年4月に「高知県庁グリーン購入基本方針」を策定し、ISO14001(平成12年認証取得)におけるエコオフィス活動や高知県環境保全率先行動計画(平成10年策定)における具体行動として取り組んできました。また、平成20年度からは高知県庁環境マネジメントシステムに位置付けて、引き続きグリーン購入に取り組んでいます。
- 高知県での取組については、こちらのページを参照してください。
その他(省エネや温暖化対策の啓発)
適宜、ダウンロードいただき、庁舎内に掲示していただくなど普及啓発にご活用下さい。
クールチョイス(通年ポスター)[PDF:139KB]
クールチョイス(夏期ポスター)[PDF:5MB]
エコドライブ(ポスター) [PDFファイル/264KB]
エコドライブ(ステッカー用) [PDFファイル/197KB]
階段利用の啓発(ステッカー用) [WORDファイル/25KB]
エアコンの使用(ステッカー用) [WORDファイル/26KB]
ミスコピーの防止啓発(ステッカー用) [WORDファイル/25KB]
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目7番52号 |
電話: | 企画調整担当 088-821-4538 |
温暖化対策担当 088-821-4841 | |
ファックス: | 088-821-4530 |
メール: | 030901@ken.pref.kochi.lg.jp |
YouTube: | 高知県環境計画推進課 |
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