管内の概要

公開日 2023年08月01日

更新日 2024年10月10日

管内の概要

 当土木事務所の管内は四万十市、黒潮町の1市1町で、臨海部から中山間地域に至る多様な地域性を有しています。面積は約821km2で県土の12%を占め、人口は約4万2千人(令和6年3月31日現在)で県全体の約6%を占めています。
 事務所が所在する四万十市には、日本最後の清流と言われる四万十川が流れ、流域が国の重要文化的景観に選定されるなど、良好な環境を保全するための様々な取り組みが行われています。この四万十川によって形成された沖積平野に人口が集中し、高知県西南地域の中心都市を形成しています。また、黒潮町の大方地区では、施設園芸などの農業が盛んで、佐賀地区では全国的にも有名なカツオの一本釣りなどの水産業が盛んです。
 四万十市、黒潮町共に四万十川や入野松原など魅力のあふれる地域資源を活用して、様々なイベントなどを行い交流人口の拡大に努めています。
 道路網については、平成24年度から四国横断自動車道の「窪川佐賀道路」が、平成29年度から「佐賀大方道路」、令和元年から「大方四万十道路」が事業化され、この道路が完成すると「命の道」の確保とともに県西部地域の観光振興や地域活性化に大きな弾みとなります。
 一方、内閣府の有識者会議の検討による「南海トラフの巨大地震モデルによる想定津波高」は、黒潮町で34m(全国で最大)四万十市で22mとなっており、地震・津波対策をさらに進めていく必要があります。
 管内の道路は、国道321号・381号・439号・441号の4路線、主要地方道7路線、一般県道19路線・大規模自転車道1路線の合計31路線(供用済27路線)で、その延長は約304kmです。
 河川は、一級1水系102河川、二級11水系23河川の計125河川で、その延長は約413kmです。
 砂防指定河川は、11水系172河川で、その延長は約265kmです。
 急傾斜地崩壊危険区域の指定箇所は、171箇所で、その面積は約403haです。
 海岸保全区域は、国土交通省所管8、農林水産省所管11の計19海岸で、その管理延長は約14kmです。
 港湾は地方港湾で、佐賀港・上川口港・下田港の3港です。
 漁港は、第3種漁港として佐賀、第2種漁港として田野浦、第1種漁港として伊田の3漁港があります。
 公園は、四万十市、黒潮町の海岸地域に、計画総面積309ha(供用面積約83ha)の土佐西南大規模公園があります。


管内図

この記事に関するお問い合わせ

高知県 土木部 幡多土木事務所

所在地: 〒787-0010 高知県四万十市古津賀4丁目61番地
電話: 総務課(代表)0880-34-5222
用地課0880-34-5290
維持管理課第一担当0880-34-5291
維持管理課第二担当0880-34-5292
維持管理課第三担当0880-34-5293
道路建設課0880-34-5223
河港建設課0880-34-5224
ファックス: 0880-35-5328
メール: 170111@ken.pref.kochi.lg.jp
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