公開日 2024年02月09日
平成24年11月1日から四種混合ワクチンが導入されます!
四種混合ワクチンとは、三種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日咳)に不活化ポリオワクチンを追加したワクチンです。
【定期接種の対象年齢】
対象年齢:生後3月から90月に至るまでの間にある者
標準的な接種期間
1期初回接種:生後3月から生後12月に達するまでの期間
1期追加接種:1期初回接種終了後12月から18月に達するまでの期間
【定期接種の間隔】
1期初回接種は、20日から56日までの間隔をおいて3回 (注)
1期追加接種は、初回接種終了後6月以上の間隔をおいて1回
(注)発熱等の予防接種不適当者要因により接種できなかった場合を除く。
過去のワクチン接種歴に応じた対応となります
○ 3種混合ワクチン未接種かつポリオワクチン未接種の者
4種混合ワクチン導入前の時点で開始する者:3種混合ワクチン+単独の不活化ポリオワクチン
4種混合ワクチン導入開始後に開始する者:原則として4種混合ワクチン
○ 以下のいずれかのワクチンを既に接種している者
・生ポリオワクチン1回
・単独不活化ポリオワクチン1回以上
・3種混合ワクチン1回以上
4種混合ワクチンの導入にかかわらず、原則として3種混合ワクチン+単独の不活化ポリオワクチン
その他の留意事項
・原則として最初に使用した不活化ポリオワクチン(単独又は4種混合)を最後まで使用すること。
・国内の臨床研究によって単独の不活化ポリオワクチンと4種混合ワクチンを併せて使用した場合でも同等の効果が得られる事が明らかとなっていることから、ワクチンの入荷状況により最初に使用した不活化ポリオワクチンでの接種を完了できない場合等は、単独の不活化ポリオワクチンと4種混合ワクチンを併用(4回接種のうち、一部の回数は単独の不活化ポリオワクチンを接種し、残りの回数は4種混合ワクチンを接種)しても差し支えない。ただし、接種スケジュール上、支障がない場合に限る。
(注)「支障がない場合」とは、4種混合ワクチンの初回接種間隔が20日から56日までとなっており、3種混合ワクチンと4種混合ワクチンの初回接種間隔も20日から56日までとなるため、規定される初回接種間隔内に接種できる場合等を言う。
・3種混合ワクチンと4種混合ワクチンを併用する場合においては、1期初回・追加あわせて合計4回を超えて接種することはできないこと。
・単独の不活化ポリオワクチンについての4回目(1期追加接種)の接種の有効性・安全性が確認され、平成24年10月23日から定期予防接種に導入されました。
通年で接種できるようになりました
・生ポリオワクチンによる定期接種は、多くの市町村で春・秋に行われてきましたが、不活化ポリオワクチン導入され、定期予防接種実施医療機関での個別接種に変更になりました。
高知県内定期予防接種実施医療機関の情報は、「高知県庁予防接種情報ページ」に掲載しています。希望する医療機関に接種日時などをあらかじめお電話でご確認ください。 (予約が必要な場合もあります)
・厚生労働省ポリオワクチンに関する情報サイト
・高知県庁予防接種情報ページ
この記事に関するお問い合わせ
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