公開日 2014年08月06日
操業方法
かつおは、高知県民が年間に購入する量が全国一位であるほか、 「高知県の魚」にも選定(昭和63年)されるなど、高知には馴染みの深い魚で、本県漁業者は県内各漁港をはじめ、鹿児島県、静岡県、千葉県、宮城県などの漁港に、年間16,000~30,000トンを水揚げしています。 |
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かつお1本釣り漁船は、ナブラと呼ばれる魚群を発見すると、いわしなどの生餌をまいてかつおを集めます。 かつおは他の生物や漂流物に群れる習性があり、クジラにつくものは「クジラ付き」、鳥の群れについているものは「鳥付き」と呼ばれ、かつおの魚群を探す際にはこれらを目印として利用します。 |
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散水機で海面にシャワーを注ぎ、小魚が逃げているように錯覚したかつおが、カブラという擬似餌に食いつき、次から次へと豪快に釣り上げられます。
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5~10トンの漁船は、ほとんどが土佐沖30マイル(約48km)以内で操業します。 19トン型漁船は、かつおの北上・南下に合わせて薩南海域から遠州灘付近まで魚群を追いかけて操業します。 |
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高知県では、他の生物や漂流物に群れるかつおの習性を利用した鋼製表層型浮魚礁の「黒潮牧場」を、高知県沖合域に15基(平成26年5月現在)設置しており、ナブラを探す時間と燃料費が節約され、効率的な操業に貢献しています。 また、黒潮牧場のうち3基には観測機器を搭載し、1時間毎の水温、流向・流速、風向・風速データを高知県漁海況ホームページ、携帯電話、テレフォンサービスにより、リアルタイムで漁業者に提供しています。 |
漁業の概要
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遠洋・近海かつお1本釣り漁業 | 沿岸かつお1本釣り漁業 |
漁船 | ||
漁船規模 | 50~180トン | 5~19トン |
乗組員 | 15~25人 | 4~11人 |
漁期 | 2月中旬~12月 | 盛漁期 : 5、6、11月 |
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