公開日 2024年02月22日
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献血をすることで病気がうつることはありませんか?
献血をするときに使われる針やチューブ、血液のバックなどは、献血者一人ごとに新しいものと交換されます。したがって、他の献血者から肝炎やエイズなどの病気がうつる心配は絶対にありません。
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献血後、すぐにふだんの生活に戻れますか?
献血後の日常生活への影響は、献血量が血管の中を流れている血液量の15%以下であれば、問題となることはありません。1回の献血量は、全血採血のときは200mLまたは400mL、成分採血では300~600mLです。 一般的には体重60kgの男性では約4,800mL、体重50kgの女性では約3,500mLの血液量がありますので、献血後の車の運転、軽いスポーツ、晩酌など、普段の生活に戻っても差し支えありません。赤血球をとらない成分献血ですと、体への負担はさらに少なくてすみます。 また、献血の際には、医師があなたの健康状態や献血の間隔などをチェックし、万全の注意を払っていますので、ご安心下さい。
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献血によって集められた血液は、どのように使用されているのですか?
以前は、献血していただいた血液の全成分をそのまま輸血していましたが、今では赤血球、血しょう、血小板などの血液製剤に分けて、患者さんが必要な成分だけを輸血する方法が主流です。
こうすることによって、1人の方から頂いた血液を有効に利用することができます。また、患者さんにとっては副作用を防ぐことができるという利点があります。
これらの血液製剤は、決められた方法により保存され、赤血球製剤は21日間、血しょう製剤は1年間保存できます。しかし、血小板製剤だけは3日間しか保存できませんので、必要に応じて成分献血へのご協力をお願いしています。
いただいた貴重な血液を無駄にすることなく患者さんに届けるために、医療機関にも血液製剤の適正な使用や、使用の予約制などのご協力をいただいております。
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高知県では、輸血用の血液は足りていますか?
「県内で必要な輸血用血液は県内で確保する。」ことを目標に献血をお願いしており、現在ではほぼ自給できるようになっていますが、時期によっては不足することがあり、特に12月から3月までの冬場は他県からの受け入れが多くなっております。血液製剤の種類はABO式の血液型を含め、多くの種類がありますので、不足の場合は近県の血液センターと調整を行っています。
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