公開日 2024年02月22日
更新日 2024年08月27日
献血の種類
【全血献血】
全血献血はすべての血液成分を献血する方法で、400mL献血と200mL献血があります。
<有効期間>
全血製剤…採血後21日間
赤血球製剤…採血後28日間
【成分献血】
成分献血は、自動成分採血装置を用いて血液中の血漿や血小板のみを採取する方法です。
成分献血には、次の2つの種類があります。
- 血小板成分献血
主に血小板を献血する方法です(同時に血漿をいただく場合もあります)。
採取量は400mL以内で、一人の献血者から多くの血小板(全血献血と比較して約10~20人分)が採取でき、患者さんへは少人数の献血者からの輸血が可能となり、より安全性の高い輸血を受けることができます。有効期間は採血後4日間です。 - 血漿成分献血
血漿だけを献血する方法です。
献血量は体重別に300mL~600mLの献血が可能です。一人の献血者からより多くの血漿が採取できますので、血友病患者さんのために欠かすことの出来ない血液凝固因子製剤など、血漿分画製剤の安定供給が可能となります。有効期間は採血後1年間です。
採血基準
→献血の種類 ↓項目 |
全血献血 |
成分献血 |
||
200mL全血献血 |
400mL全血献血 |
血漿成分献血 |
血小板成分献血 |
|
1回献血量 |
200mL |
400mL |
600mL以下 |
400mL |
年齢 |
16歳~69歳※ |
男性:17歳~69歳※ |
18歳~69歳※ |
男性:18歳~69歳※ |
体重 |
男性:45kg以上 |
男女とも50kg以上 |
男性:45kg以上 |
男性:45kg以上 |
最高血圧 |
90mmHg以上180mmHg未満 |
|||
最低血圧 |
50mmHg以上110mmHg未満 |
|||
血色素量 |
男性:12.5g/dL以上 |
男性:13.0g/dL以上 |
男性:12.0g/dL以上 |
12.0g/dL以上 |
血小板数 |
− |
− |
− |
15万/μL以上、60万/μL以下 |
年間献血回数 |
男性:6回以内 |
男性:3回以内 |
血小板成分献血1回を2回分に換算して血漿成分献血と合計で24回以内 |
|
年間総献血量 |
200mL献血と400mL献血を合わせて |
− |
− |
65歳以上の方が献血をされる場合は、60歳から64歳までに献血をした経験があることが必要となります。
血小板成分献血※
→今回の献血 ↓次回の献血 |
200mL全血献血 | 400mL全血献血 | 血漿成分献血 |
---|---|---|---|
200mL全血献血 |
男女とも4週間後の同じ曜日から献血できます。 | 男性は12週間後、女性は16週間後の同じ曜日から献血できます。 | 男女とも2週間後の同じ曜日から献血できます。 |
400mL全血献血 |
|||
血漿成分献血 |
男女とも8週間後の同じ曜日から献血できます。 | ||
血小板成分献血 |
※血漿を含まない場合には、1週間後に血小板成分献血が可能になります。
ただし、4週間に4回実施した場合には、次回まで4週間以上期間をあけてください。
献血をご遠慮いただく場合
以下の事項に該当する方には、原則として献血をご遠慮いただいています。
・当日の体調不良、服薬中、発熱の方
・出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けた方
・一定期間内に予防接種を受けた方
・6ヶ月以内にピアスをあけた方
・6ヶ月以内にいれずみを入れた方
・外傷のある方
・動物または人に咬まれた方
・特定の病気にかかったことのある方
・海外旅行者および海外で生活したことがある方
・輸血歴・臓器移植歴のある方
・エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方
・クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の方、またはそれと疑われる方
・妊娠中、授乳中の方
・新型コロナウイルスの検査を受けた、診断された等の方
詳しくは、以下の日本赤十字社のホームページをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号(本庁舎4階) | |
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医薬連携推進担当 | 088-823-9682 | |
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生活衛生担当 | 088-823-9671 | |
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