公開日 2023年07月26日
県内の福祉保健所で相談及び無料検査を実施しています
高知県では、肝炎対策の一環として、県内5ヶ所の福祉保健所において、ウイルス性肝炎に関する相談及び無料検査を実施しています。
これまで、一度も肝炎ウイルス検査を受けたことがない方は、ぜひ一度検査を受けてください。
検査日時及び場所
各福祉保健所において以下の曜日と時間帯で検査を実施しています。なお、事前の電話予約が必要ですので、期日までに予約をしてください。
福祉保健所名 | 所在地 及び電話番号 |
検査実施曜日 及び実施時間 |
予約期日 | 担当地域 |
安芸福祉保健所 | 〒784-0001 安芸市矢ノ丸1-4-36 0887-34-3177 |
第2、4木曜日 13時から15時 |
前週金曜日 | 室戸市、安芸市 東洋町、奈半利町 田野町、安田町 北川村、馬路村 芸西村 |
中央東福祉保健所 | 〒782-0016 香美市土佐山田町山田1128-1 0887-53-3172 |
第1、3木曜日 13時半から15時 |
前週金曜日 | 南国市、香南市 香美市、本山町 大豊町、土佐町 大川村 |
中央西福祉保健所 | 〒789-1201 高岡郡佐川町甲1243-4 0889-22-1249 |
第1、3火曜日 13時から15時 |
前週金曜日 | 土佐市、いの町 仁淀川町、佐川町 越知町、日高村 |
須崎福祉保健所 | 〒785-8585 須崎市東古市町6-26 0889-42-1875 |
第1、3月曜日 |
前週金曜日 | 須崎市、中土佐町 梼原町、津野町 四万十町 |
幡多福祉保健所 | 〒787-0028 四万十市中村山手通19 0880-34-5120 |
第1、3火曜日 13時半から15時 |
前週金曜日 | 宿毛市、土佐清水市 四万十市、大月町 黒潮町、三原村 |
検査内容等
- 対象検査
B型、C型肝炎ウイルス検査 - 検査料金
無料 - 検査結果の周知
検査受診後、約1週間後に再度お越しいただきお伝えします。
検査が陽性の場合は、福祉保健所の保健師より検査後の状況確認等をさせていただきますのでご了承ください。
その他の検査機関
- 高知市保健所
総合あんしんセンターでの検査及び医療機関での無料検査を実施しています。詳しくは高知市保健所ホームページをご覧ください。 - 県内各市町村
特定健診(集団検診)の会場において肝炎ウイルス検査を実施している場合があります。詳しくは、各市町村役場にお問い合わせください。
肝疾患相談センター
肝疾患診療連携拠点病院(高知大学医学部附属病院)に、下記の内容に基づいた、医療情報の提供と医療機関のご紹介等をするための相談センターを開設しています。
1.肝疾患に係る一般的な医療情報の提供。
(インターフェロンの治療などに関する情報等)
2.都道府県内の医療機関等に関する情報の収集や提供。
(専門医療機関、協力医療機関と地域のかかりつけ医の情報提供等)
3.医療従事者や住民を対象とした肝疾患に関する相談支援。
4.肝疾患に関する専門医療機関との協議の場の設定。
相談方法等
電話番号:088-880-2338
開設日時:月曜日から金曜日の9時から16時(12時から13時及び祝日年末年始を除く)
ウイルス性肝炎について
ウイルス性肝炎はどんな病気?
ウイルス性肝炎は肝臓に炎症が起きている状態で、肝炎ウイルスに感染して肝臓の細胞が壊れていく病気です。
肝炎ウイルスに感染して、治療することなく長期間経過すると、肝硬変や肝がんを発症します。
肝がんのうち、70%から80%はC型肝炎に起因し、10%から20%はB型肝炎に起因していると言われ、肝がんの90%は肝炎ウイルスへの感染が原因となっています。
感染経路は?
体液や血液を介して感染します。
例えば、次のような事例で誰もが感染する可能性がありました。
- 過去の同一注射器による集団予防接種
- 昭和63年(1987年)以前の血液凝固因子製剤の投与
- 平成4年(1992年)以前の輸血
- 平成6年(1994年)以前のフィブリノゲン製剤
感染者の数
「21世紀の国民病」とも言われており、全国では100人に1人は感染していると推定され、高知県の感染者数は、B型で7,600人、C型で13,000人程度と推定されています。
肝臓は、沈黙の臓器とも呼ばれ、なかなかSOSを出しません。「体がだるい」と気づく頃にはかなりの重症になってしまっています。
肝炎ウイルスの感染は、血液検査で簡単に調べることができ、適切な健康管理や治療で悪化を予防できます。
検査で「陽性」の結果が出たら、専門医を受診を!
ウイルス性肝炎の精密検査
検査で陽性と分かったら、治療の必要性等を判断するために、直ぐに専門医を受診し精密検査を受けることが必要です。
高知県では、一定の条件を満たす方を対象に精密検査費用の助成事業を行っています。
ウイルス性肝炎の治療
専門医のもと、定期検査や適切な治療を受け、肝硬変や肝がんへの進行を抑制することが大事です。
インターフェロン治療及び核酸アナログ製剤治療によって、その後の肝硬変、肝がん等の重篤な状態を防ぐことが可能です。
治療が必要なときには、医療費の助成制度があります。
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号 | |
電話: | がん・企画担当 | 088-823-9674 |
難病担当 | 088-823-9678 088-823-9684 |
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感染症担当 | 088-823-9677 | |
新興感染症担当 | 088-823-9092 | |
ファックス: | 088-873-9941 | |
メール: | 130401@ken.pref.kochi.lg.jp |