北山県立自然公園の概要と見所

　 本公園は、高知市北部に位置する標高３００ｍ程の丘陵地であり、市内にも近い里山として親しまれている自然公園で、身近なハイキングコースとしての利用もされています。

見どころ

• 高知市鏡に位置する標高２００から４００ｍの森林地域である新宮の森公園は、その山頂から高知市内を一望でき、蛇紋岩地特有の植生であるトサミズキやヤナギノギクがわずかながらその姿を残しています。 
• 土佐の名水に指定されている七ツ淵は、鏡川上流域の渓谷で、大小７つの滝と淵が連なっています。
  また、メジロやホオジロ等の野鳥生息地となっており、四国のみちの休憩所も整備されています。 
• 北山スカイライン沿線は格好のハイキングコースとなっており、望六峠から見る高知市内の街並みや五台山、鷲尾山、浦戸湾等の眺望はすばらしいものがあります。 
• 四国のみち（北山スカイライン）の東登り口付近には、国指定重要文化財の土佐神社や四国霊場３０番札所である善楽寺があります。 

　高知駅から高知市正蓮寺まで、車で約１５分。正蓮寺から東西どちらへでもアクセスできる北山スカイラインのみちは、本公園のほぼ中心を通過する１９.４ｋｍのコースで、七ツ渕神社や工石の山並み、高知市街地などの眺望が楽しめます。

（写真）七ツ淵

地図

○２万５千分の１ [PDFファイル／5.56MB]

○５万分の１ [PDFファイル／2.64MB]