口蹄疫関連情報(平成26年度)

公開日 2024年02月14日

1 県民の皆様へ

(1)国内における発生状況

・現在、発生は確認されていません。

詳しくは「農林水産省ホームページ(口蹄疫に関する情報)」へ

 

(2)国外における発生状況

 

・韓国においては、平成26年夏に3年3ヶ月ぶりに豚で本病の発生が確認されて以降、牛1件、豚34件の合わせて35件の発生が確認されています(平成27年1月8日現在)。

・また中国においても、平成27年1月2日に豚で本病の発生が確認されています。
 

詳しくは「農林水産省ホームページ(口蹄疫に関する情報)」へ

 

■外国に行かれる場合に注意していただきたいこと

 

・農林水産省は、韓国における口蹄疫の拡大を踏まえて、動物検疫の強化を進めています。

・地方空港を含め出国エリアや航空機内等における旅客への注意喚起のためのアナウンスを実施しています。

※これから年末年始や旧正月を迎え、海外との人や物の動きが一層激しくなり、国内地方空海港においても海外からのチャーター便などの増加が見込まれることから、農林水産省においては、渡航者や入国者を対象に、動物検疫に係る情報提供、注意喚起等を強し、引き続き、水際検疫を徹底することとしています。


【具体的なアナウンスの内容(抜粋)】
◆発生国からの肉製品の持ち込みは禁止されていること

◆海外では、家畜を飼っている農場などへの立入は極力避けていただきたいこと

◆帰国時には、靴底消毒を受けていただきたいこと

◆やむを得ず海外で農場など畜産関連の施設に立ち寄ったり、ゴルフシューズなど土の付いた靴などを持っている人は、動物検疫所のカウンターに寄っていただきたいこと

詳しくは「農林水産省ホームページ(空海港における水際検疫の強化について)」へ
詳しくは「動物検疫所ホームページ(家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために から海外へ旅行される方へのお願いから)」へ

 

■高知龍馬空港に到着した海外チャーター便搭乗客に対する靴底消毒など

 

・高知龍馬空港には国際定期便の就航はありませんが、平成23年11月に高知と台湾を結ぶチャーター便が、6便就航しました。
・農林水産省動物検疫所では、高知龍馬空港に海外からの臨時便などが到着した際には、乗客が通る場所に、靴底消毒用のマットを敷いています。
・海外から肉製品を持ってきてしまった方、海外で家畜関連施設に立ち入った方、土の着いた衣服や靴などを持っている方は動物検疫カウンターに申し出てください。

高知龍馬空港における靴底消毒風景など[PDFファイル/1.04MB]

 

2 口蹄疫や肉、牛乳の安全性について

 

■口蹄疫は牛、豚などの偶蹄類の動物の病気です。

詳しくは「農林水産省ホームページ(口蹄疫について知りたい方へ)」へ

 

■口蹄疫は人に感染することはありません。仮に、感染牛の肉や牛乳を摂取しても人体に影響はありません。

 

・口蹄疫は、牛、豚などの偶蹄類の動物の病気です。

・感染牛の肉や牛乳が市場に出回ることはありません。

・口蹄疫は、人に感染することはありません。

・仮に、感染牛の肉や牛乳を接種しても人体に影響はありません。

詳しくは「食品安全委員会:宮崎県における牛の口蹄疫の疑似患畜の確認について(平成22年4月20日)」[PDFファイル/88KB]

 

3 現在の高知県の取組(平成26年度)

 

■畜産農家等への情報提供、注意喚起

(1)文書通知

通知順番 文書日付 通知内容
1 平成26年7月25日  韓国における口蹄疫の発生について
2 12月22日 年末年始における通報・連絡体制の確認及び的確な初動対応の徹底について

 

■防疫体制強化に係る打合せ会議及び防疫演習

 

・口蹄疫の発生時には、早期の防圧を図るため、防疫作業を迅速・的確に進める必要があります。

・このため、家畜保健衛生所や畜産試験場の家畜防疫員を構成員とする防疫作業のワーキンググループを平成23年度に立ち上げ、防疫作業の具体的な進め方を検討したり、動員者に対する的確な作業指示のできる防疫作業リーダーの育成に取り組んでいます。

開催順番 開催日 議事内容
1 平成26年6月27日

・異常家畜の届出受理から立入検査までの対応手順について

・口蹄疫に係る初動対応及び特定症状の写真撮影演習

・疑似患畜確定後の防疫対応について

 

 

4 畜産農家の皆様へ

■中国遼寧省大連市での口蹄疫の発生への対応について

・中華人民共和国(以下「中国」という。)遼寧省大連市(りょうねいしょうだいれんし)での口蹄疫の発生を受け、農林水産省は、平成24年11月26日(月曜日)以降、中国からの中国産稲わら等の輸入検疫証明書の発行を一部を除き停止しています。

・農林水産省では、5月2日までに、現地施設等における家畜衛生上の問題がないことを中国政府に確認できたとして、中国産稲わら等の輸入を再開しています。

・畜産農家の皆様におかれましては、農場出入口での消毒の実施等の飼養衛生管理基準の遵守徹底により、農場への口蹄疫ウイルスの侵入防止に万全を期していただくようお願いします。

・また、中国産稲わらを利用されている場合には、自給飼料生産や代替飼料(オーツヘイ等)の確保等、再度、輸入停止した場合の備えについてもご検討をお願いします。

 

■外国に行かれる場合に注意していただきたいこと

・これまでもお願いしてきましたが、口蹄疫等が発生している国々を訪問した際には、家畜を飼育している農場などへの立ち入りは極力避けるようにしてください。

・また、やむを得ず農場などの畜産関連施設へ立ち入ったり、家畜に接触した場合には、病原体が人や物に付着しているおそれがありますので、帰国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。

・家畜の健康観察を毎日行い、異常の早期発見・早期通報に努めてください。

・家畜の管理者以外の者の農場敷地内への出入りを原則禁止してください。やむを得ず農場内に入場させる際には、海外渡航歴や他の農場への訪問履歴を確認した上で、問題がない場合にのみ許可してください。

・農場の敷地および畜舎の消毒を徹底してください。消石灰の散布などは有効です。

・敷地や畜舎に入退場する人、車については、出入りの記録を徹底することや、その際に消毒(靴底、タイヤ、足元マットなど)を徹底してください。消石灰の踏込槽や塩素系薬剤の噴霧などは有効です。

 

■飼養衛生管理の徹底(清掃、消毒、部外者の立入制限など)をお願いします。

詳しくは「飼養衛生管理基準(牛・水牛・鹿・めん羊・山羊編)」[PDFファイル/1.8MB]
詳しくは「飼養衛生管理基準(豚・いのしし編)」[PDFファイル/1.88MB]

 

■口蹄疫に有効な消毒薬(消石灰、塩素系消毒薬など)を使用してください。

詳しくは「農場への口蹄疫の侵入を防ぐために」[PDFファイル/91KB]

 

■飼養する家畜の異常に気がついたら、すぐに産業動物獣医師または最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。

・家畜の状態をよく観察してください。

・飼養する家畜の異常に気がついたら、すぐに産業動物獣医師または最寄りの家畜保健衛生所に連絡しましょう。

 

■日本及び韓国における口蹄疫症例の写真

宮崎県(平成22年事例)[PDFファイル/1.11MB]
韓国((平成22年1月から6月事例)[PDFファイル/550KB]

 

5 家畜商の皆様へ

 

■口蹄疫の侵入防止にご協力をお願いします。

・家畜商の皆さんは、日頃から「畜産農家」や「家畜市場」に出入りしており、気づかずに口蹄疫をはじめとする家畜伝染病を運ぶ可能性があります。

・このため、畜産農家や家畜市場に口蹄疫を「持ち込まない」「持ち出さない」ための家畜衛生対策を「日常的」に「家畜商自ら」実践することが、重要です。

詳しくは「家畜商が守る口蹄疫の対策」[PDFファイル/4.15MB]

 

6 家畜保健衛生所連絡先

 
家畜保健衛生所名 住所 電話番号
 中央家畜保健衛生所  土佐市高岡町乙3229   088-852-7730
   田野支所  安芸郡田野町903-8   0887-38-2543
   香長支所  香美市土佐山田町加茂777   0887-52-3069
   嶺北支所  土佐郡土佐町田井1370-7   0887-82-0054
 西部家畜保健衛生所  四万十市具同相の沢5208   0880-37-2148
   高南支所  高岡郡四万十町榊山町2-12   0880-22-1124
   檮原支所  高岡郡梼原町檮原1629   0889-65-0392

 

7 過去の高知県の取組

口蹄疫関連情報(平成25年度)
口蹄疫関連情報(平成24年度)
口蹄疫関連情報(平成23年度)
口蹄疫関連情報(平成22年度)

 

この記事に関するお問い合わせ

高知県 農業振興部 畜産振興課

所在地: 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目7番52号
電話: 総務担当 088-821-4551
酪肉振興担当 088-821-4810
経営流通担当 088-821-4522
衛生環境担当 088-821-4553
食肉センター整備準備室 088-821-4565
ファックス: 088-821-4578
メール: 160901@ken.pref.kochi.lg.jp

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