平成２５年度ＰＲＴＲデータの概要について

平成２７年３月 ２３日
高知県　環境対策課

集計結果

指定化学物質の平成25年度排出量・移動量について、高知県で187の事業所（全国で35,974の事業所）から届出がありました。 　県内事業所の集計結果では、排出量が合計446トン（全国160,178トン）、移動量が合計181トン（全国215,491トン）で、排出量と移動量の合計では627トン（全国375,668トン）となっています。 　また、届出対象事業所以外からの指定化学物質の排出量については、別途、国が調査を行っており、その結果では、高知県内の排出量の合計は2,784トン（全国400,728トン）と推計されています。

 目的

　有害性のあるさまざまな化学物質の環境への排出量を把握することにより、化学物質を取り扱う事業者の自主的な管理の改善を促進し、化学物質による環境の汚染や支障が生ずることを未然に防止することを目的としています。

PRTR制度の概要

　平成11年7月に公布された「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律（化管法）」に基づき導入された化学物質排出移動量届出制度（いわゆる「ＰＲＴＲ制度」）により、人の健康や動植物に有害な影響を及ぼすおそれのある462種類（化管法改正：平成21年度までは354種類）の化学物質（第一種指定化学物質）について、事業者は環境への排出量や廃棄物に含まれての移動量を把握して届出を行い、国はその集計結果及び届出対象外の排出量の推計値の集計結果を公表（平成25年度集計結果は平成27年3月6日に公表）することとされています。

　この法律では、国は集計結果の公表と併せ、国が取りまとめた都道府県内の事業所から届出のあった指定化学物質の排出量・移動量のデータを都道府県に通知することとなっており、今回の集計結果は、国から通知のあった高知県の平成25年度の排出量・移動量について取りまとめたものです。

平成25年度 PRTRデータの概要　[PDFファイル／532KB]