山村の豊かな暮らしと森林を守り育て道づくり（林道の整備）

林道の整備

林道は、山の手入れを促進し、豊かな森林をつくります。

林道は、山村の日常生活と産業の動脈です。

林道は、森林の魅力を身近なものにします。

森林は、災害から暮らしを守る、水を蓄える、レクリエーションの場を提供する…など、わたしたちの暮らしに欠かせない多くの重要な働きをしています。   その働きの一つが木材の供給です。森林は、植付け、間伐などの手入れや伐採を計画的に行うことによって、繰り返し利用することができる資源です。 　林道はこの大切な森林を守り、育てるためになくてはならないものです。 　林道を整備することにより、適切な森林内の作業が可能となり、豊かな森林が育成されます。

 

 

 

林道は効率的な森林施業を可能にし、木材生産コストを引き下げます。

 

　森林の適切な維持管理や木材生産には、多くの人手が必要です。しかし、現在山村は過疎化、高齢化が進んでおり、森林の放置や林業生産活動の停滞が懸念されます。
　こうした状況に対し、林道の整備は林業機械の導入などをとおして、山で作業する人の負担の軽減や、林業生産性の向上を可能とします。

 

 

 

林道は山村の日常生活を支えています。

 

  道路や下水道など、生活基盤の整備が立ち遅れている山村において、林道は、通動や通学など地域の生活道路として、市街地と集落を結ぶ連絡道路として、欠かせないものとなっています。

 

 

 

林道は森林を身近なものとします。

 

　近年、森林での野外活動を楽しむ人々が急増しています。こうした二ーズに応え、都市と山村の交流促進を図るために、森林レクリエーション施設へのアクセス道として活用されています。
　また、林道は、山火事の予防や消火活動などにも重要な役割を果たしており、健全な森林の維持・管理に欠かせないものとなっています。

 

 

 

代替路（避難路）としての機能を有する林道の紹介

代替路（避難路）とは

・代替路の機能を有する林道とは、災害発生時等に公道等が通行止めになった際、迂回路として活用可能な林道を指します。
・避難路としての機能を有する林道とは、避難所やヘリポート等の避難施設へ行く際などに活用される林道を指します。

※代替路（避難路）としての機能を有する林道を通行する場合の注意事項等は以下のとおりです。
　林道の通行が可能かご不明な際は、事前に管理者（各市町村役場）へお問い合せいただきますよう、お願いします。

・林道周辺の公道等で災害が発生している場合は、林道も被災している可能性があります。
・林道には道路幅の狭い箇所や通行する路面の勾配が急な箇所、急カーブ箇所などがありますので、走行には十分お気を付けください。
・林道への倒木や落石など、通行に危険又は支障がある場合は、通行を見合せていただくとともに、管理者へ報告をお願いします。

災害時に公道等の代替路（避難路）としての機能を有する林道一覧（市町村別）
・室戸市[PDF：94.1KB]
・安芸市[PDF：109KB]
・土佐清水市[PDF：89.4KB]
・宿毛市[PDF：93.4KB]
・四万十市[PDF：99.6KB]
・香南市[PDF：100KB]
・香美市[PDF：120KB]
・東洋町[PDF：104KB]
・奈半利町[PDF：92.1KB]
・安田町[PDF：93.8KB]
・北川村[PDF：96.9KB]
・馬路村[PDF：96.4KB]
・土佐町[PDF：92.3KB]
・大川村[PDF：95.4KB]
・いの町[PDF：138KB]
・仁淀川町[PDF：112KB]
・中土佐町[PDF：93.3KB]
・越知町[PDF：98.3KB]
・梼原町[PDF：127KB]
・津野町[PDF：98KB]
・四万十町[PDF：93KB]
・大月町[PDF：88.7KB]
・三原村[PDF：93.5KB]