公開日 2023年09月01日
リハビリテーション部では、医師の診断に基づき、理学療法、作業療法、言語聴覚療法を行っています。
1回のリハビリは40分間(2単位)です。リハビリ開始の10分前から、医師がリハビリ前診察を行います。
【理学療法(PT)】
基本的な動作の獲得に向けて運動発達を支援しています。
- 運動発達に遅れのある場合は、寝返り・起き上がり・座位・立位・歩行といった運動の学習を行い、身体機能の発育を支援します。
- 歩行獲得後の運動に苦手さがある場合は、遊具等を用いてよりバランスやスキルが必要な応用運動の向上を目指します。
- 車椅子や歩行器など補装具に関して、専門的な立場からアドバイスやデモンストレーションを行って作製の援助をします。
- 日常的に行っている抱き方や座り方などの介助方法や、姿勢の保持の仕方について提案を行い、ご家族の負担軽減や、環境設定について助言をします。
【作業療法(OT)】
様々な活動(遊びや運動)を通して発達を支援しています。身辺動作の自立や学習能力の向上を目指し、日常生活活動の支援を行っています。
- 肩や肘を含む手の機能の発達を促す両手動作や操作性の向上を目指します。
- 自身の身体に気づき、目的に合わせて自分の身体を使いこなせることを目指します。
- 視覚認知や空間操作の向上、学習の基礎となる能力の向上を目指します。
【言語聴覚療法(ST)】
「たべる」「はなす」「わかる」といった食事やコミュニケーションについて、必要な検査を行い、成長に応じた支援や保護者の方へのアドバイスを行います。
- 「たべる」:おはなしの準備段階として、食事指導や口腔へのアプローチを行っています。
- 「はなす」「わかる」:ことばの発達を促す働きかけや発音練習などを行い、おはなし・コミュニケーションについて支援します。
※詳細につきましては、外来リハビリのしおり[PDF:120KB]をご覧ください。
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