公開日 2015年06月25日
森林環境税を活用し、河川の水質検査や間伐材利用を通して森林環境の保全を理解し支援できる人材の育成を図り、将来の森林の保全に具体的に取り組んでいく姿勢を育成する。
四万十川流域の貴重な動植物の生態の学習及び水質調査、四万十川源流域で独特の森林植生の学習や、森林の管理が下層植生にどのような影響を与えるかの調査、フィールドワークをとおして、森・川・海を結ぶ生態系の成り立ちについて学習する。
学校演習林などから搬出した間伐材を利用し、木材加工製品の製作を行い地域の保育園等に配布し、木材の需要の向上を図るとともに、将来の森林環境の良き理解者を育成する。
高知県立四万十高等学校 高知県立高知北高等学校 高知県立幡多農業高等学校
四万十源流の不入山から四万十川、海へつながる学習を通して森・川・海のつながりを認識するとともに、本来の森の役割、生態系の成り立ちおよび四万十川流域の自然のあり方について考える。
森学習と市ノ又フィールドワーク
海学習 高校生による出前授業
中高一貫フィールドワークと川学習
高知県の豊かな自然環境を題材とし、森・川・海を結ぶ生態系の成り立ちについて学ぶとともに、人の生活と自然の共生について理解する。森林資源の活用やその歴史、森林環境の保全について学び、将来の森林資源活用や自然環境の保全に取り組んでいく姿勢を育成する。
フィールドワーク
浦戸湾の生態調査
鏡川の水質調査
県産材で長椅子とバードカービング製作
学校演習林などから搬出した間伐材を利用し、木材加工製品の製作を行い地域に配布するなどして、地域の森林環境保全意識の高揚を図る。また、小学生と保護者を対象とした木工教室を開催し木のぬくもりに触れる機会を作り、将来の木材需要の向上につながるよう努力する。
木材加工風景
生徒作品(積み木セット)を保育園へ配布
間伐材の集材と木工教室作業
高知県の森林や河川の環境に関する知識や木材の有用性など、森林環境を大切にする意識の醸成につながっている。
森林環境税を活用し、高知県森林研修センター(高知県林業労働力確保支援センター)と連携を図り、県内高等学校の農林業関係学科に学ぶ生徒を対象に、将来の林業技術者及び後継者を養成するため、労働安全衛生法に基づき林業作業に必要となる資格・免許や現場作業に必要な専門的技術・技能の習得を支援する。
高知県立高知農業高等学校 高知県立幡多農業高等学校
林業の現場で幅広く使用される車両系建設機械の種類や構造、操作について理解を深め、始業前の点検から作業後の保管までが安全かつ確実に実行できる技能を習得する。資格の取得や継続した学習により、現場での実践に生かせる知識、技術を身に付ける。
林業に従事するために必要なチェーンソーや刈払機の構造や安全な操作、点検についての知識と技能を習得する。特にチェーンソーについては、学校の演習林実習で最も扱う事が多い機械であるため、安全で適切な操作を身に付けさせる。
林業関係作業に必要となる労働安全衛生法に基づく資格を取得することで、将来の林業従事者となる人材の育成につながっている。
この記事に関するお問い合わせ
所在地: | 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内1丁目7番52号 | |
電話: | 総務担当 | 088-821-4851 |
教育事務支援担当 | 088-821-4797 | |
奨学金担当 | 088-821-4893 | |
人事担当 | 088-821-4852 | |
学校教育支援担当 | 088-821-4907 | |
定通・産業教育担当 | 088-821-4846 | |
教育DX推進担当 | 088-821-4798 | |
学校支援担当 | 088-821-4724 | |
ファックス: | 088-821-4547 | |
メール: | 311701@ken.pref.kochi.lg.jp |