公開日 2009年03月12日
更新日 2014年03月16日
治山(ちさん)ダムができるまで
みなさんは治山ダムがどのようにして作られるのかご存じでしょうか?
このページでは、治山ダムができるまでを写真で紹介します。
着手前
工事施工前の写真です。中央部に見えるのは、上流側から流れてきた土砂と立木です。
重機解体搬入
道路がなくて機械が入れない場所は、機械を一度分解して、索道(ワイヤーロープで宙づりにして)で運んだ後、組み立てて作業をします。写真の中央が分解されたバックホウのアーム部分で上部が索道と搬器です。
床堀状況
治山ダムが機能を発揮するためには、最小限度の根入れ(地面に入る部分)が必要です。急な斜面で、山が崩れないように慎重に掘削します。
写真はバックホウの先をブレーカーに換えて、岩を削っているところです。
床堀完了
掘削が完了した状態です。設計どおりに、掘削ができているかを検査している写真です。この後、きれいにそうじしてから、型枠が設置されます。
コンクリート打設中
索道で運ばれたコンクリートは、型枠の中に流し込まれます。
このあと、4.5日間コンクリートが固まるのを待ってから、上の段の作業します。このような行程を1mくらいずつくりかえして治山ダムがつくられます。
完成
治山ダムが完成しました。治山ダムは土砂をせき止めて、山くずれを防ぐとともに下流にある人家等の安全を守ります。
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