公開日 2015年01月23日
1 土佐ジローとは
土佐ジローの卵や肉については、これまでにNHKのテレビ番組「ためしてガッテン!」のほ
か、様々なグルメ番組でも紹介されております。
本県は元来、全国的にも鶏王国と言われ、日本に生息する在来鶏34種のうち8種を本県
産が占めています。このような環境の中、県民性として鶏に対する常日頃からの思い入れが、
観賞用ばかりでなく畜産用としての鶏の開発につながりました。
- 土佐ジローは、当試験場で昭和54年度から開発が始まり、昭和62年度には本格的な
ヒナの生産に入りました。 - 土佐ジローは、本県特産の土佐地鶏(雄)とアメリカ原産のロードアイランドレッド種(雌)
を交配してできた鶏で、卵と肉の両方を目的とした一代雑種です。 - 土佐ジローの名称は、親鶏である土佐地鶏の地(ジ)とロードアイランドレッドの(ロー)
から名付けました。 - 土佐ジローの飼養管理は、「土佐ジロー飼養マニュアル」に基づき、緑餌の給与や放し
飼いを必須の飼養条件とするなかで、少ない羽数の飼養で比較的高い収益が得られ
ることから、本県が現在、中山間地域における複合経営の一つとして振興している畜産
業です。 - 平成19 年の県内の飼養状況は、216 戸の農家で、雌19,900羽、雄6,500 羽が
飼育されています(雛の年間配布羽数より推計)。 - 土佐ジローの特長は、放し飼いのうえ牧草や野菜などの緑餌を多く与えているため、
卵黄には豊富な栄養が含まれることです。また、肉は脂肪分が少なく適度な歯ごたえ
があり、食肉として高い評価を受けています。 - 土佐ジローの生産物は主に県内の量販店・農協・道の駅等で販売され、一部は関西
の百貨店にも出荷されています。また、レストランの食材として供給されるほか、加工
製品(蒲鉾・アイスクリーム・カステラ等)の原材料として利用されています。
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