公開日 2016年12月09日
土佐の魚(いお)【かつお】について
かつおは、土佐を代表する魚として、県民に親しまれおり、昭和63年6月21日に「県の魚」にも指定されています。
かつお一本釣漁業は、3月から11月にかけて、沖縄南方から土佐沖、房総沖そして、三陸沖へと回遊するかつおを追って操業しており、かつおを一尾ずつ高々と釣り上げる豪快な漁法は、土佐人の気質そのものです。
平成23年の生産量は、18,390トンで、全国生産量の約7%を占めています。
高知県のかつお漁は、一本釣りがほとんどです。遠洋・近海かつお一本釣りの船は、毎年、2月から3月ごろ太平洋へ出漁し、グアム島の近くから小笠原、東北地方の沖まで、約10ヶ月間かつおの群を追いながら漁を続けます。
平成22年から24年における平均1年間において、高知市の1世帯当たりで消費されたかつおは、5,163gで他を大きく引き離し、日本一になっています。
お刺身はもちろんのこと、全国的にも有名な「かつおのたたき」は、食卓に並ぶポピュラーなメニューです。
かつおのたたきを作るには、まず、かつおの身を三枚におろし、さらに血合いに沿って背側と腹側に切り分けて一節にし、塩を振って手で軽くたたき込みます。塩がなじんだところで藁(わら)や萱(かや)の火でいぶすように焼きます。表面だけ焼け、中はほとんど生といった状態が理想的です。焼けたらすぐに冷水に浸け、素早く水気を切ります。好みによってネギ、ショウガ、シソ、ニンニクなどを添え、二杯酢で食べるのが一般的です。(写真提供:土佐市)
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