公開日 2019年07月11日
・環境ホルモン ・内分泌かく乱化学物質 ・バイオマス(biomass)
環境ホルモン
「内分泌かく乱化学物質」(ないぶんぴつかくらんかがくぶっしつ)の俗称
内分泌かく乱化学物質(ないぶんぴつかくらんかがくぶっしつ)
内分泌系に影響を及ぼすことにより、生体に障害や有害な影響を引き起こす外因性の化学物質。DDTなどの化学物質がホルモン的作用をする可能性は1960年代から指摘されていましたが、1997年に発表された『奪われし未来』(シーア・コルボーンら)によって、一躍注目を集めました。日本では、1998年に環境庁(当時)が、「内分泌攪乱化学物質問題への環境庁の対応方針について-環境ホルモン戦略計画SPEED'98-」を策定し、「内分泌攪乱作用を有すると疑われる化学物質」として67物質(2000年に65に変更)をリストアップしました。2010年までに、これらの内36物質を調査した結果、4物質について内分泌撹乱作用を有する可能性が高いことが分かっています。
詳しいことはこちらの環境省ホームページへ→ http://www.env.go.jp/chemi/end/index.html
バイオマス(biomass)
バイオマス・ニッポン総合戦略では、「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」と定義されています。バイオマスは、その生成過程で大気中の二酸化炭素を吸収するため、京都議定書ではこれらをエネルギー源として利用した場合の二酸化炭素の排出量はカウントされません。このため、木質チップの燃料化、植物セルロースを原料とするアルコール燃料の製造、家畜糞尿のメタン発酵によるガス化燃料の製造など、様々な活用法が試みられています。
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