この装置は競輪の補助を受けて導入しました。
金属材料の硬さを微細に測定する試験装置。微細な圧子で材料表面に傷を付け、圧迫されてできた傷の大きさを測ることで硬さ測定する。
本装置では、金属材料のビッカース硬度測定(JIS Z2244、G0557~G0563)が可能です。専用ソフトウェアによる簡単操作、くぼみの自動読取り、電動XYステージによる自動試験位置決め、オートフォーカスによる焦点合わせ機能を有しています。
使用料項目 | マイクロビッカース硬度計 |
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機器の仕様
メーカー | (株)ミツトヨ |
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型式 | HM-220D |
スペック | 試験力:HV 0.00005(0.05gf) ~ 2(2000gf) 試料最大寸法:奥行=160mm、高さ=72mm、重量=3kg |
特記事項 |
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導入年度 | H26 |
導入事業名等 | 公益財団法人JKA 競輪の補助事業 「公設工業試験研究所設備拡充補助事業」 |
補助事業の概要
高知県の機械工業界を取り巻く環境は年々厳しさを増しており、特に要求される製品品質、性能は高度化している。今後もこの傾向は更に進展すると考えられ、生き残っていくためには、迅速、正確な製品品質の管理は必須項目となっている。そこで、「マイクロビッカース硬度計」を導入し、高知県内の機械工業関連企業が、自社製品の品質や安全性について、規格に準拠した試験機を用いて保証し、ユーザー企業の要求を満たすとともに、新たな商品や市場を開拓できるようなきっかけづくりを後押しする。
予想される事業実施効果
この機器を導入することにより、県内機械金属製造業の最終製品の検査などの品質管理や納品後のクレーム対応など広く利用することができる。
今後は、導入設備を用いて、県内中小企業の品質向上を図るとともに、高精度で付加価値の高いものづくり技術を蓄積し、国内及び国外との競争力を強化する。
お問い合わせは 生産技術課 まで