県民の皆さまからのご意見

ご意見・ご提言などの内容

受付日

2024-01-29 16:21

担当所属

小中学校課

小中学校教育における略語の多用について

県民の声

・小中学校の教育において、略語を多用する傾向が散見される。そのため、まだ幼く言語に対して理解の乏しいうちに、略語が正しい日本語と感じる子供が多いと感じる。
・例に出すと、算数プリントをサンプと覚え、算数プリントと言う呼び名を理解できないなどがある。このような言葉が多く使われていて、子供との会話に弊害が生まれる場面も多々ある。
・学ぶべき場所で崩した考えは、適切ではないと感じるが、県政としてどの様に考えているのか。

高知県からの回答

 〇〇様からいただいたご意見のとおり、教職員が適切に言語(日本語)を扱うことは、子供たちが適切な言葉を使用して学習を深めたり、人間関係を構築したりするための重要な環境の一つと考えます。

 教室は、子供たちの学びの場であり、生活の場です。言語環境は、あらゆる人間関係の基盤です。
 子供たちや教師の何気ない言葉が、時には相手の心を傷つけ、生活への意欲を失わせてしまうことがあります。
 また、教師の言動が子供たちに無意識のうちに偏見や差別の芽を植え付けてしまうこともあります。
 そのため、教職員が適切な言語を話すことや、教室・廊下の掲示物の言葉を適切なものにすることは、非常に大切だと考えています。

 学び場である教室で、子供たちが友達同士で話し合って考えを深めたり、ICTを活用しながら適切に情報を集め、主体的に問題を解決していったりするためには言語の力は欠かせません。
 そのためには、教職員自らが適切に言語を扱うことに心がけ、子供たちの発達の段階に合わせて適切な言語を指導し、学級や学校全体の言語環境を整えることを忘れてはならないと考えております。

 本県の教育にはまだまだ多くの課題がありますが、子供たちの幸せのために力を尽くしたいと考えております。

 どうか、今後ともご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。

                              教育委員会 小中学校課
                              電話 088-821-4735
                              Eメール:310301@ken.pref.kochi.lg.jp

お問い合わせ

教育委員会事務局 小中学校課
小中学校課
電話:088-821-4735
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