弊社は1980年に設立し、2020年に創業40周年を迎えました。3人で始めた会社が、現在では従業員数が230人を超えるまでに成長しました。一般の方が弊社の製品を目にすることは少ないと思いますが、主に産業用機械の設計から製造、組立までを行う「産業機械製造企業」です。経営の基本理念に、「取引先への感謝」・「地域社会への貢献」・「社員の幸福」を掲げ、日々業務に取り組んでいます。

産業機械の完成品（ODM・OEM）製造を支えるのは、創業時より部品加工で培ってきた技術力。10業種にわたる様々な取引先様の多様なニーズに応えるため、最新設備への投資と、社員の技術向上の挑戦を継続してきました。完成品ひとつにつき、数千点にも及ぶ大小さまざまな部品を自社内で製造できるため、時間もコストも無駄なく、ワンストップで対応できるのが強みです。

弊社は主に、営業部門、設計部門、製造・組立を行う部門、鋼材などのコストや生産管理を行う部門などに分かれています。

設計から完成品までの工程を一貫して行える強みを生かし、取引先が提示する図面や仕様に従い製造する「OEM」や弊社でゼロから設計、製造までを行う「ODM」にも対応できます。

自分が手掛けた機械の完成品を見ることができるのも、現場で働く従業員にとって大きなメリットです。

求める人材としては、物作りが好きな人・面白いと思える人、向上心のある人、いつもプラス思考の人、当たり前のことが当たり前にできる人です。

お話を伺った方

株式会社栄光工業
管理部　次長 五十嵐　辰生さん

自分が関わった完成品を見て責任感と、関われた嬉しさを感じた

吉本　謙清さん（入社1年目　ARM事業部）

栄光工業の理念や目標を知り「この会社なら目標に向けて進める楽しさがある」と思い入社を決意し、現在は溶接を行うARM事業部に所属しています。溶接は高校の体験入学で一度体験した程度で、まったく知識もなく、初めてのことばかりで戸惑いもありました。しかし、自分が手掛けた部品が使われている機械の完成品を見た時に、責任感を感じると同時に、ものづくりに関われたことを嬉しく思いました。今は、溶接の技術を上げるために奮闘中です。

自分が携わった製品が完成されていくのを見ると感動します

岡林　康智さん（入社2年目　組立第二事業部）

第五工場で、溶接・機械加工・塗装等の前工程からきた部品を、図面を見ながら組立作業をしています。

工場の広さ・高さ・クレーンなどの設備を活かして、大型装置や量産装置に対応しているため、完成するまでに長期間かかることもありますが、一つ一つの部品が徐々に完成していくのを見ると達成感を感じます。

高所作業やクレーン作業、細かい精度を求められる装置等があるので、緊張感を持って作業するように心掛けています。