病院紹介
院長挨拶
新年度のご挨拶:2025年4月
NHK連続テレビ小説『あんぱん』の放送開始とともに、2025年度が幕を開けました。漫画家のやなせたかしさん・小松暢さん夫婦が、人生の荒波を乗り越えてアンパンマン誕生にたどり着くまでを描いた作品です。やなせさんによるとアンパンマンは世界最弱のヒーローだそうです。弱っている人を見たら顔をちぎって差し出してしまい、自分が弱るとわかっていても、助けずにはいられない、そんな弱いけども人を喜ばせるヒーローです。幡多けんみん病院も開院27年目を迎え、アンパンマンのように幡多地域の皆さんを助けずにはいられない、そして地域の方を喜ばせると同時に、地域から必要とされる病院を目指して参ります。
今年度は、医師19名(うち研修医4名)、看護師17名、コメディカル・事務8名、会計年度職員7名の総勢51名の新採用・転入者がありました。とくに看護師さんの採用が例年以上に多く頼もしい限りです。みなさんの若い力で、けんみん病院をよりパワーアップし、一人一人が地域のアンパンマンになってくれることを願います。
2025年4月1日、地域医療連携推進法人『はたまるパートナーズ』が設立しました。幡多地域の6つの病院が、それぞれの病院の特徴を活かしながら機能的に役割分担をすすめ、地域全体で幡多地域の患者さんを支えたいと考えています。入退院や転院、病院間の搬送など今以上にスムーズに進むようになると思います。医療機関側も、業務を協力して行うことで効率化をすすめ、働き方改革に対応しながらも、医療の質を落とさないように努めて参ります。
2025年4月1日、紹介受診重点医療機関となりました。紹介受診重点医療機関は、外来機能の明確化・連携を強化し、外来患者さんの流れをより円滑にするために都道府県ごとに決定される医療機関です。患者さんはまず地域の「かかりつけ医」を受診し、必要に応じて紹介を受けてけんみん病院を受診する、その後状態が落ち着いたら逆紹介を受けて「かかりつけ医」に戻る、といった受診の流れを明確にするのが目的です。
けんみん病院が、地域医療連携推進法人と紹介受診重点医療機関になることで、幡多地域全体の病院機能・役割分担が明確化され、外来・入院を問わず、効率的かつ持続可能な地域医療を守る手段になりますので、地域の皆様にもぜひご協力頂き、患者さん・ご家族と医療者が一緒になり地域医療を支えていければと思います。
新年度も、元気で明るい幡多地域が持続するように、医療の面から支えていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
令和7年4月吉日
病院長 矢部敏和