試験・説明会情報
平成30年度高知県職員等採用上級試験案内(点字による受験用・詳細版)
平成30年4月13日
高知県人事委員会
1 試験区分、採用予定人員、主な勤務先及び職務内容
1. 試験区分、主な勤務先及び職務内容
行政--40名
- 主な勤務先--知事部局等の本庁又は出先機関
- 主な職務内容--地域振興、防災対策、社会福祉、国際交流、産業振興、観光振興、農林水産振興、環境対策、都市計画、教育など高知県庁の行政全般にわたる業務に従事します。職務内容も、県税徴収など、直接県民の方と接する業務から、政策立案、企画調整など様々な業務に携わります。
警察事務--7名
- 主な勤務先--警察本部各課及び各警察署等
- 主な職務内容--経理、庶務、公報、統計、交通安全その他あらゆる分野における事務に従事します。具体的には、職員の給与や旅費の支給、福利厚生、人事管理、予算・物品管理、運転免許の交付・更新事務など業務内容は多岐にわたっています。
学校事務--11名
- 主な勤務先--県立学校及び市町村立小中学校等
- 主な職務内容--学校の運営が円滑に実施されるよう、学校内における庶務、財務、物品管理、経理、渉外などの事務に従事します。また、学校組織の一員として、学校における教育活動の一翼を担うとともに、家庭・地域・学校の連携協力体制を支援する立場として、渉外業務などに従事します。
2. 注意事項
- 上級試験では、「行政」、「警察事務」及び「学校事務」以外に10の試験区分を実施しますが、点字問題による受験は、「行政」、「警察事務」又は「学校事務」に限ります。
- 「本申込み」受付後の試験区分及び志望順位の変更は認めません。
- 採用予定人員は、欠員等の状況によって今後変更になることがあります。
- 「行政」、「警察事務」及び「学校事務」の3つの試験区分のうちいずれかを第1志望とし、残りの試験区分のうちいずれかを第2志望とすることができます。
- 第1次試験は、受験者の成績順、志望順で試験区分ごとに合格者を決定しますので、成績及び志望状況によっては、第2志望の試験区分に合格することがあります。
- 第2次試験は、第1次試験の合格者を対象に試験区分ごとに実施します。
2 受験資格
次の1.から3.までのいずれにも該当する者
1.年齢要件等が、次のア又はイのいずれかに該当する者
ア.平成元年4月2日から平成9年4月1日までに生まれた者(学歴不問)
イ.平成9年4月2日以降に生まれた者で、学校教育法による4年制の大学等を卒業した者又は平成31年3月31日までに卒業見込みの者
【注】 学校教育法による4年制の大学等の範囲は、高知県人事委員会事務局までお問い合わせください。
2.国籍等要件が、次のアからウのいずれかに該当する者
ア.日本国籍を有する者
イ.出入国管理及び難民認定法に定められている永住者
ウ.日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法に定められている特別永住者
【注】 「警察事務」を受験する者は、日本国籍を有する者に限ります。
3.地方公務員法第16条等に定められている次のいずれにも該当しない者
ア. 成年被後見人又は被保佐人(準禁治産者を含む。)
イ .禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者
ウ.高知県職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
エ.日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
3 申込方法及び受験手続
1. 申込方法
申込みは原則として、インターネットで受け付けます。
受験申込みは、高知県職員等採用試験情報サイトから「高知県職員採用試験等申込システム」にアクセスし、画面の指示に従って全ての必要項目を入力の上、受付期間中に送信してください。
パソコンやスマートフォンでインターネットに接続することができない方は高知県人事委員会事務局に電話でお問い合わせください。
申込みは、「事前登録」と「本申込み」の2段階方式となっています。
事前登録を行う前に受信設定をご確認ください。
事前登録で入力いただいたメールアドレス宛てに事前登録完了等のお知らせメールをお送りします。受信設定をされている場合は、事前に「kochi@mail.axol.jp」からのメールが受信できるようにご設定ください。
まず、事前登録を行い、ID番号とパスワードを取得した後、受付期間中にシステムのマイページにログインして「本申込み」を行ってください。ID番号とパスワードは受験番号の確認等、以後の手続きに必要ですので、必ず控えておいてください。
「本申込み」は、申込書の登録、証明写真データの登録まで済ませて完了となります。
「本申込み」の受付が完了したら、登録されたメールアドレス宛に「申込み完了のお知らせ」の電子メールを自動送信します。この電子メールが届かない場合は、必ず受付期間中に高知県人事委員会事務局へお問い合わせください。
申込みの流れは、高知県職員等採用試験情報サイトに、より詳細なものを掲載していますので、ご確認ください。
申込方法等に関するお問い合わせは、受付期間中の午前8時30分から午後5時15分まで受け付けます(ただし、土曜日、日曜日及び祝日を除く。)。必ず電話で高知県人事委員会事務局へお問い合わせください。
受付期間内に申込みが完了しなかった場合は、受験できません。受付期間中は24時間申込みを受け付けますが、保守点検作業等のためシステムを停止する場合があるほか、受付期間終了の直前は、システムが込み合う恐れがありますので、余裕を持って申込みを行ってください。
なお、使用される機器や通信回線上の障害等によるトラブルについては、一切責任を負いません。
【注】 点字問題による受験を希望する者は、該当欄に必ず明記してください。
2. 申込みの受付期間
平成30年4月13日(金曜日)午前9時から5月25日(金曜日)午後5時まで
3. 受験票について
受験票は、6月15日(金)頃に交付を予定しています。交付の際は、登録されたメールアドレス宛に「受験票交付のお知らせ」の電子メールを送信しますので、システムのマイページにログインし、受験票をダウンロードしてA4サイズのコピー用紙に印刷してください。なお、6月18日(月曜日)までに電子メールが届かない場合は、高知県人事委員会事務局へお問い合わせください。
印刷した受験票は、記載されている事項を確認し、確認した年月日を記入の上、受験者本人が署名して第1次試験受験の際に必ず持参してください。
視覚又は上肢に障害があり自署が困難な場合は、代筆による署名が可能です。
受験票は、試験当日に必ず持参してください。
受験票を忘れた者は、受験できませんので注意してください。
4 試験の日時及び場所
1.第1次試験(教養試験・専門試験)
点字問題による試験日時及び場所
日時--平成30年6月24日(日曜日)午前8時30分から午後5時頃まで
場所--高知市曙町2丁目5番1号
高知大学朝倉キャンパス共通教育棟
2.第2次試験(論文試験・適性検査・口述試験)
論文試験・適性検査
平成30年7月15日(日曜日)
口述試験
平成30年7月28日(土曜日)から8月10日(金曜日)まで。
第1次試験の合格者についてのみ高知市で実施する予定ですが、詳しい日程等については第1次試験の合格通知の際にお知らせします。
3.第1次試験及び第2次試験における共通注意事項
悪天候等により試験日程に変更が生じた場合は、高知県職員等採用試験情報サイト等でお知らせします。
試験当日の緊急時等の連絡は、試験会場ではなく、試験当日用緊急連絡先080‐2851‐0560へ連絡してください。
5 試験の方法、内容及び配点
試験は、次のとおり第1次試験及び第2次試験を行い、最終合格者は、第1次試験と第2次試験の総合得点(300点満点)に基づいて決定します。
1.第1次試験--教養試験、専門試験
教養試験
公務員として必要な大学卒業程度の一般的知識及び知能に関する五肢択一式による筆記試験
【注】 出題数55題中30題を必須解答、残り25題中15題を選択解答。
【注】 点字問題による試験の解答時間は3時間45分(活字印刷問題による試験の解答時間とは異なります。)
(出題分野)社会、人文、自然、文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈、現代の社会に関する問題
専門試験
職務に必要な専門的知識、技術等に関する五肢択一式による筆記試験
【注】 出題数40題
【注】 点字問題による試験の解答時間は3時間(活字印刷問題による試験の解答時間とは異なります。)
(出題分野)政治学、行政学、憲法、行政法、民法、刑法、労働法、経済学、財政学、社会政策、国際関係、経営学
2.第2次試験--論文試験、口述試験、適性検査
論文試験
職務遂行に必要な識見、判断力、思考力等に関する筆記試験
口述試験
人物、人柄等に関する集団討論及び個別面接による試験(個別面接は2回行います。)
適性検査
職務遂行に必要な適格性に関する検査
3.各種目の配点 (総合得点300点)
教養試験--50点
専門試験--50点
論文試験--50点
口述試験--150点
(注意事項)
第1次試験においては合格基準(平均点の70%以上)に達しない種目がある場合、第1次試験の合計得点にかかわらず不合格となります。
また、口述試験の成績が合格基準に達しない場合は、総合得点にかかわらず不合格となります。
6 申込状況の発表
申込状況は、随時、高知県職員等採用試験情報サイト に掲示します。
7 合格発表
第1次試験合格者--7月上旬
最終合格者--8月中旬
合格者の受験番号を、県庁玄関ホールの掲示板、高知県職員等採用試験情報サイトに掲示します。また、合格者には「高知県職員採用試験等申込システム」にて通知し、最終合格者には文書でも通知します。
第1次試験合格発表日及び最終合格発表日は、それぞれ第1次試験及び第2次試験の際にお知らせします。
8 採用等
1.最終合格から採用までのスケジュール
最終合格者は、試験区分ごとに作成される採用候補者名簿(有効期間--原則として1年間)に登載され、各任命権者(知事、教育委員会及び警察本部長)からの請求に応じて成績順に提示されます。
採用候補者の提示を受けた任命権者は、直ちに採用候補者に対して文書で入庁意思の確認を行い、順次採用者を決定します。
なお、この意思確認において、「採用辞退」の回答があった場合、又は期限内に回答がない場合は、採用候補者名簿から削除されます。
採用辞退等により、採用候補者名簿からの削除があった場合、追加の合格発表を行うことがあります。
2.採用の時期
採用は、原則として平成31年4月1日以降ですが、欠員等の状況により、採用可能な者については、それ以前に採用されることもあります。
なお、本人の辞退等を除いて、採用時期の違いはあっても、全員が採用されています。
3.任命に当たっての考え方
「地方公務員として、公権力の行使又は公の意思の形成への参画に携わる職務を行うためには日本国籍を必要とし、それ以外の職務を行うためには日本国籍を必要としない。」という基本原則にのっとった任命が行われます。
ただし、「警察事務」に従事することとなる採用者は、この考え方は適用されません。
9 給 与
平成30年4月1日現在の初任給は、行政職給料表の適用を受ける職員で例示すれば、大卒者で181,900円ですが、採用前の職歴等に応じて加算される場合があります。また、このほかに、期末手当及び勤勉手当が支給されるほか、支給要件に該当する者には、扶養手当、通勤手当等が支給されます。
10 試験成績の開示
この採用試験の受験者は、成績の開示を、次のとおり請求することができます。
1.請求期間
平成30年9月6日(木曜日)から平成30年10月5日(金曜日)まで
2.開示内容
第1次試験のみの受験者に対しては、第1次試験の種目別得点、合計得点及び順位。
第2次試験の受験者に対しては、第1次試験及び第2次試験の種目別得点、総合得点(第1次試験の得点を含む。)及び総合順位。
ただし、口述試験又は適性検査のいずれかで不合格となった場合は、どの試験種目又は検査により不合格となったかについて開示し、順位は付さない扱いとなります。
3.開示請求書
試験成績開示請求書は、第1次試験の際に受験者全員に配布します。
4.請求の方法
郵送による請求
試験成績開示請求書に必要事項を記入のうえ、受験票と返信用封筒(定型、縦14cmから23.5cmまで×横9cmから12cmまで)を同封して、高知県人事委員会事務局へ請求してください。
返信用封筒には必ずあて先を明記し、返信用切手392円(簡易書留相当分)を貼ってください。
来庁による請求
試験成績開示請求書に必要事項を記入のうえ、受験票を持参し高知県人事委員会事務局に請求してください。
【注】 受験票は、第1次試験の際に回収しますので、試験成績の開示を希望される方は、マイページにログインし、改めて受験票を印刷してください。
【注】 高知県個人情報保護条例に基づく開示請求も可能です。
11 その他
- 点字問題又は拡大活字問題による受験(身体障害者手帳を有する者に限ります。)、車いす等補装具の使用を希望するなど、受験上の配慮を希望する場合は、該当欄に必ずその内容を記入してください。なお、車いす等補装具は各自が用意してください。
【注】 拡大活字問題は、14ポイント程度での出題となります。 - 申込みに伴い取得した個人情報は、採用試験以外の目的には使用しません。
- 過去の論文試験・集団討論の課題及び試験問題の例題は、高知県職員等採用試験情報サイトに掲載しています。また、高知県庁本庁舎1階の県民室でも閲覧できます。
- その他、この試験についての問合せは、高知県人事委員会事務局にしてください。
12 注意事項
- 試験会場敷地内、受験者は全面禁煙です。
- 試験会場へ来場の際は、公共交通機関をご利用ください。また、近隣の方の迷惑になりますので、周辺への無断駐車や送迎のための試験会場近隣での一時的な駐車もご遠慮ください。
- 試験会場付近には食堂等が少ないので、昼食の準備をしてきてください。
- 試験会場のゴミ箱は使用できませんので、ゴミは各自が持ち帰ってください。
- 試験中は、計算機能等が付いた時計、携帯電話の使用はできません。試験中は必ず携帯電話の電源を切ってください。試験中に携帯電話を身につけている場合又は触れた場合は、失格になることがあります。