試験・説明会情報
平成28年度高知県職員等採用上級試験案内(点字による受験用・詳細版)
平成28年4月11日
高知県人事委員会
1 試験区分、採用予定人員、主な勤務先及び職務内容
1. 試験区分、主な勤務先及び職務内容
行政--30名
- 主な勤務先--知事部局等の本庁又は出先機関
- 主な職務内容--地域振興、防災対策、社会福祉、国際交流、産業振興、観光振興、農林水産振興、環境対策、都市計画、教育など高知県庁の行政全般にわたる業務に従事します。職務内容も、県税徴収など、直接県民の方と接する業務から、政策立案、企画調整など様々な業務に携わります。
学校事務--11名
- 主な勤務先--県立学校及び市町村立小中学校等
- 主な職務内容--学校の運営が円滑に実施されるよう、学校内における庶務、財務、物品管理、経理、渉外などの事務に従事します。また、学校組織の一員として、学校における教育活動の一翼を担うとともに、家庭・地域・学校の連携協力体制を支援する立場として、渉外業務などに従事します。
2. 注意事項
- 上級試験では、「行政」及び「学校事務」以外に13の試験区分を実施しますが、点字問題による受験は、「行政」又は「学校事務」に限ります。
- 申込み後の試験区分及び志望順位の変更は認めません。
- 採用予定人員は、欠員等の状況によって今後変更になることがあります。
- 「行政」及び「学校事務」の2つの試験区分のうちいずれかを第1志望とし、残りの試験区分を第2志望とすることができます。
- 第1次試験は、受験者の成績順、志望順で試験区分ごとに合格者を決定しますので、成績及び志望状況によっては、第2志望の試験区分に合格することがあります。
- 第2次試験は、第1次試験の合格者を対象に試験区分ごとに実施します。
2 受験資格
次の1.から3.までのいずれにも該当する者
1.年齢要件等が、次のア又はイのいずれかに該当する者
ア.昭和62年4月2日から平成7年4月1日までに生まれた者(学歴不問)
イ.平成7年4月2日以降に生まれた者で、学校教育法による4年制の大学等を卒業した者又は平成29年3月31日までに卒業見込みの者
【注】 学校教育法による4年制の大学等の範囲は、高知県人事委員会事務局までお問い合わせください。
2.国籍等要件が、次のアからウのいずれかに該当する者
ア.日本国籍を有する者
イ.出入国管理及び難民認定法に定められている永住者
ウ.日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法に定められている特別永住者
3.地方公務員法第16条等に定められている次のいずれにも該当しない者
ア. 成年被後見人又は被保佐人(準禁治産者を含む。)
イ .禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者
ウ.高知県職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
エ.日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
3 受験手続
1. 申込方法
直接申し込む場合は、申込書に必要事項を記入し、高知県人事委員会事務局へ提出してください。郵送で申し込む場合は、申込書に必要事項を記入し、封筒の表に「上級試験」と朱書のうえ、必ず簡易書留で高知県人事委員会事務局へ送付し、受験票が届くまで、簡易書留の控えを保管しておいてください。なお、この方法によらない場合の事故については、責任を負いません。
申込書提出先
郵便番号780-0850
高知市丸ノ内2丁目4番1号 高知県庁北庁舎3階高知県人事委員会事務局
電話番号088-821-4641
【注】 視覚又は上肢に障害があり申込書の記載が困難な場合は、代筆による記入が可能です。
【注】 点字問題による受験を希望する者は、申込書の該当欄に必ず明記してください。
2. 申込みの受付期間
受付期間は、平成28年4月11日(月曜日)から5月16日(月曜日)まで。ただし、土曜日、日曜日及び祝日を除きます。
受付時間は、午前9時から午後5時15分まで。
郵送による申込みは、平成28年5月16日(月曜日)までの消印のあるものに限り受け付けます。
3. 受験票について
受験票は、平成28年6月17日(金曜日)頃に発送します。6月22日(水曜日)までに届かない場合は、高知県人事委員会事務局へお問い合わせください。
送付された受験票は、次の事項を守って、試験当日に必ず持参してください。
受験票を忘れた者及び受験票に写真を貼り付けていない者は、受験できませんので注意してください。
- 受験票の写真欄には、最近6か月以内に撮影した写真(上半身・脱帽・正面向き、縦4cm×横3cmのもの)を貼り付けてください。
- 試験成績開示請求書(点線より下)は、切り離して保管してください。最終合格発表後に試験成績の開示を請求する場合に必要となります。請求の方法は10試験成績の開示をご覧ください。
4 試験の日時及び場所
1.第1次試験(教養試験・専門試験)
点字問題による試験日時及び場所
日時--平成28年6月26日(日曜日)午前8時30分から午後5時頃まで
場所--高知市永国寺町2番22号
高知県立大学永国寺キャンパス教育研究棟
2.第2次試験(論文試験・適性検査・口述試験)
論文試験・適性検査
平成28年7月18日(月曜日(祝日))
口述試験
平成28年7月30日(土曜日)から8月9日(火曜日)まで。
第1次試験の合格者についてのみ高知市で実施する予定ですが、詳しい日程等については第1次試験の合格通知の際にお知らせします。
3.第1次試験及び第2次試験における共通注意事項
悪天候等により試験日程に変更が生じた場合は、高知県職員等採用試験情報サイト等でお知らせします。
試験当日の緊急時等の連絡は、試験会場ではなく、試験当日用緊急連絡先080‐2851‐0560へ連絡してください。
5 試験の方法、内容及び配点
試験は、次のとおり第1次試験及び第2次試験を行い、最終合格者は、第1次試験と第2次試験の総合得点(300点満点)に基づいて決定します。
1.第1次試験--教養試験、専門試験
教養試験
公務員として必要な大学卒業程度の一般的知識及び知能に関する五肢択一式による筆記試験
【注】 出題数55題中30題を必須解答、残り25題中15題を選択解答。
【注】 点字問題による試験の解答時間は3時間45分(活字印刷問題による試験の解答時間とは異なります。)
(出題分野)社会、人文、自然、文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈、現代の社会に関する問題
専門試験
職務に必要な専門的知識、技術等に関する五肢択一式による筆記試験
【注】 出題数40題
【注】 点字問題による試験の解答時間は3時間(活字印刷問題による試験の解答時間とは異なります。)
(出題分野)政治学、行政学、憲法、行政法、民法、刑法、労働法、経済学、財政学、社会政策、国際関係、経営学
2.第2次試験--論文試験、口述試験、適性検査
論文試験
職務遂行に必要な識見、判断力、思考力等に関する筆記試験
口述試験
人物、人柄等に関する集団討論及び個別面接による試験(個別面接は2回行います。)
適性検査
職務遂行に必要な適格性に関する検査
3.各種目の配点 (総合得点300点)
教養試験--50点
専門試験--50点
論文試験--50点
口述試験--150点
(注意事項)
第1次試験においては合格基準(平均点の70%以上)に達しない種目がある場合、第1次試験の合計得点にかかわらず不合格となります。
また、口述試験の成績が合格基準に達しない場合は、総合得点にかかわらず不合格となります。
6 申込状況の発表
申込状況は、随時、高知県職員等採用試験情報サイト に掲示します。
7 合格発表
第1次試験合格者--7月上旬
最終合格者--8月下旬
合格者の受験番号を、県庁玄関ホールの掲示板、高知県職員等採用試験情報サイトに掲示するとともに、合格者には文書で通知します。
第1次試験合格発表日及び最終合格発表日は、それぞれ第1次試験及び第2次試験の際にお知らせします。
8 採用等
1.最終合格から採用までのスケジュール
最終合格者は、試験区分ごとに作成される採用候補者名簿(有効期間--原則として1年間)に登載され、各任命権者(知事及び教育委員会)からの請求に応じて成績順に提示されます。
採用候補者の提示を受けた任命権者は、直ちに採用候補者に対して文書で入庁意思の確認を行い、順次採用者を決定します。
なお、この意思確認において、「採用辞退」の回答があった場合、又は期限内に回答がない場合は、採用候補者名簿から削除されます。
採用辞退等により、採用候補者名簿からの削除があった場合、追加の合格発表を行うことがあります。
2.採用の時期
採用は、原則として平成29年4月1日以降ですが、欠員の状況により、採用可能な者については、それ以前に採用されることもあります。
なお、本人の辞退等を除いて、採用時期の違いはあっても、全員が採用されています。
3.任命に当たっての考え方
「地方公務員として、公権力の行使又は公の意思の形成への参画に携わる職務を行うためには日本国籍を必要とし、それ以外の職務を行うためには日本国籍を必要としない。」という基本原則にのっとった任命が行われます。
9 給 与
平成28年4月1日現在の初任給は、行政職給料表の適用を受ける職員で例示すれば、大卒者で180,400円ですが、採用前の職歴等に応じて加算される場合があります。また、このほかに、期末手当及び勤勉手当が支給されるほか、支給要件に該当する者には、扶養手当、通勤手当等が支給されます。
10 試験成績の開示
この採用試験の受験者は、成績の開示を、次のとおり請求することができます。
1.対象者
第1次試験又は第2次試験を受験した者(最終合格者を除く。)
2.請求期間
平成28年9月8日(木曜日)から平成28年10月7日(金曜日)まで
3.開示内容
第1次試験のみの受験者に対しては、第1次試験の種目別得点、合計得点及び順位。
第2次試験の受験者に対しては、第1次試験及び第2次試験の種目別得点、総合得点(第1次試験の得点を含む。)及び総合順位。
ただし、口述試験又は適性検査のいずれかで不合格となった場合は、どの試験種目又は検査により不合格となったかについて開示し、順位は付さない扱いとなります。
4.請求の方法
郵送による請求
受験票から切り離した試験成績開示請求書に必要事項を記入のうえ、返信用封筒(定型、縦14cmから23.5cmまで×横9cmから12cmまで)を同封して、高知県人事委員会事務局へ請求してください。
返信用封筒には、必ずあて先を明記し、返信用切手392円(簡易書留相当分)を貼ってください。
来庁による請求
受験票から切り離した試験成績開示請求書に必要事項を記入し、高知県人事委員会事務局に持参して請求してください。
【注】 高知県個人情報保護条例に基づく開示請求も可能です。
11 その他
- 点字問題又は拡大活字問題による受験(身体障害者手帳を有する者に限ります。)、車いす等補装具の使用を希望するなど、受験上の配慮を希望する場合は、受験申込書の該当欄に必ずその内容を記入してください。なお、車いす等補装具は各自が用意してください。
【注】 拡大活字問題は、14ポイント程度での出題となります。 - 申込書に記入された個人情報は、採用試験以外の目的には使用しません。
- 過去の論文試験・集団討論の課題及び試験問題の例題は、高知県職員等採用試験情報サイトに掲載しています。また、高知県庁本庁舎1階の県民室でも閲覧できます。
- その他、この試験についての問合せは、高知県人事委員会事務局にしてください。
12 アンケート調査のお願い
問1 就職活動を進める中でどのように情報収集していますか?よく利用するものを2つまで選んでください。
- 学校の就職相談室
- 就活サイト
- 就活雑誌
- 就職を希望する県庁、企業のホームページ
- 県庁、企業が実施するガイダンス、セミナー
- 先輩・同級生
- 親類・知人
- その他
問2 受験申込方法について、どのような方法を希望しますか?
- 郵送
- 直接持参
- インターネット経由での申し込み
13 注意事項
- 試験会場敷地内は全面禁煙です。
- 試験会場には、受験者の送迎を含め、車の乗り入れができません。十分注意してください。
- 試験会場付近には食堂等が少ないので、昼食の準備をしてきてください。
- 試験会場のゴミ箱は使用できませんので、ゴミは各自が持ち帰ってください。
- 試験中は、計算機能等が付いた時計、携帯電話の使用はできません。試験中は必ず携帯電話の電源を切ってください。試験中に携帯電話を身につけている場合又は触れた場合は、失格になることがあります。