祭
日本全国に広がるよさこい祭り
高知市内各所で、8月9日「前夜祭」、10・11日「本祭」、12日「後夜祭・全国大会」の4日間にわたり繰り広げられる「よさこい祭り」は、昭和29年、当時の不景気を吹き飛ばし、市民を元気づけようと始められた祭りです。
毎年全国から多くのよさこいファンが集まり、エネルギッシュでパワフルな南国土佐の祭りを楽しみます。
高知市内10数か所の演舞場、競演場では約190団体、およそ2万人の踊り子隊が、衣裳や踊り、地方車などに工夫を凝らし、見物客を魅了します。
自由の気風を持つ「よさこい」は全国の若者に受け入れられ、いまや高知だけでなく、全国各地で定着しています。
土佐の祭
みこし洗い
みこしが波間に見え隠れする姿は豪快で勇壮そのものです。
・室戸市椎名
・期日=10月15日
どろんこ祭り
豊作と無病息災を祈願し、男性とみればだれ彼なく顔に泥を塗る奇習。塗られた男性はその夏病気をしないといわれます。封建時代から伝わる天下御免の行事で、殿様でも怒れなかったということです。
・高知市長浜
・期日=毎年4月第1日曜をはさんだ3日間
秋葉神社の祭礼
2月11日の神幸の日は、総勢200人がそれぞれ古風な装束を身につけ3キロメートルの山坂道を6時間にかけて、5ヶ所で踊りをしながら練り歩きます。特に長さ二丈一尺七寸のヒノキ棒を扱う「鳥毛ひねり」の演技は圧巻。
・吾川郡仁淀川町別枝
・期日=2月11日
久礼の御神穀祭
「オミコクさん」と呼ばれる久礼八幡宮の秋祭り。三十数人で抱える約1トンの大松明を先頭に、氏子たちが小松明をかざして町内を練り歩きます。
・高岡郡中土佐町久礼
・期日=旧暦8月14日、15日
一條大祭
県西南地域最大の祭り。500年前に応仁の乱を逃れ、中村に移住してきた一條公の遺徳をしのんで文久2年(1862年)遺臣たちによって始められた大祭。
・四万十市中村市街地
・期日=11月22日~24日