南海トラフ地震による被害想定
平成24年12月に公表した【高知県版第2弾】震度分布・津波浸水予測の結果を基に、過去の事例等に基づいて被害を推計しました。
南海トラフ巨大地震による被害想定の概要[PDF:394KB]
県は、この被害想定を前提として、人的被害を限りなくゼロに近づける取り組みや被害を最小化し早期復興を可能とするための対策の抜本強化と優先順位を付けた対策のさらなる加速化を進めていきます。
高知県における地震・津波対策の推進について[PDF:466KB]
【県民の皆さまへ】必ずお読みください!
1. 被害想定の目的
- 地域防災計画や南海地震対策行動計画などの県が進める南海トラフ巨大地震対策の前提とする。
- 具体的な被害の規模や様相を明らかにすることで、市町村の防災対策や市町村の相互支援に活用するための基礎資料とする。
- 被害規模を明らかにし、県民の皆さまの防災対策への理解を深めるとともに、具体的な被害軽減効果を示すことで自助・共助の取り組みを促進する。
2. 被害想定に用いた地震・津波
被害想定の対象とする地震・津波は、最大クラスの地震・津波と、発生頻度の高い一定程度の地震・津波を対象としました。
最大クラスの地震・津波(平成24年12月10日公表)
- 現時点の最新の科学的知見に基づく発生しうる最大クラスの地震・津波
- 現在の科学的知見では、発生時期を予測することはできないが、その発生頻度は極めて低いもの
発生頻度の高い一定程度の地震・津波(平成24年12月10日公表)
- 平成15年度に県が公表した地震・津波予測(安政南海地震クラス)を最新の地形や地盤データにより再度推計したもの
推計の際には、例えば「住宅の耐震化率は現状の74%」や「津波から迅速に避難する人は全体の20%」等の前提条件を設定して計算しています。これらの前提条件は今後の県民の皆さまの行動や、県、市町村の取り組みにより大きく変えることができます。この想定結果を見ていたずらに怖がることなく、「正しく恐れ」、事前の備えを進めることが大事です。
被害想定の内容
平成24年12月10日公表【高知県版第2弾】南海トラフの巨大地震による震度分布・津波浸水予測
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード